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超高齢社会の日本!平均寿命が100歳になるのは何年後?

2014年7月、厚生労働省は2013年度の簡易生命表を発表しました。それによると、2013年度の国民の平均寿命は男が80.21歳、女が86.61歳となっています。

還暦(60歳)なんてまだまだ若手!ちゃんちゃんこを着てからまだ20年以上も人生が残ってるなんてなんかすごいですよね。20年って一人の子供が成人する時間ですからね。平均寿命から見える日本の将来について少し考えてみました。

平均寿命と平均余命

「平均寿命」という言葉はニュースでもよく耳にしますし、みなさんご存知でしょう。しかし、正しい意味を知っていますか?「平均寿命」という言葉とは別に「平均余命」というのがあります。

平均余命とは「ある年齢の人が、あと何年生きられるか」の平均年数のことです。どういうことかというと、10歳の人はあと何年生きられるのか?20歳の人はあと何年生きられるのか?といったふうに年齢毎にあと何年生きられるのかの平均値を算出した数字が平均余命になるんです。

では平均寿命とはどんな数字か?平均寿命とは生まれたての赤ちゃんが0歳時点から何年生きるのかという、0歳からの平均余命のことです。例えば、不幸にも成長の途中で病気になって亡くなってしまったり、交通事故にあって亡くなってしまったりする場合がありますよね。

生まれた赤ちゃんの全てが5歳、6歳、・・・10歳、20歳と成長できるわけではありません。10歳まで生きた人はそれまでの人生を無事に生き抜いてきた人たちですし、20歳、30歳になった人たちもそうです。平均寿命と言うのは、そういう不幸にもなくなっていく人たちのことも含めた数字なんです。

なので、男の平均寿命は80.21歳でも10歳から見た男の平均余命は70.49歳なのでトータルの寿命は80.49歳、20歳から見た平均余命は60.61歳なのでトータルの寿命は80.61歳というふうに、年齢が上がっていくほど、平均余命から計算されたトータルの寿命は80歳を少しづつ超えていくんです。

下記表は厚生労働省の平成25年簡易生命表から抜粋

男性  女性 
年齢    平均余命  年齢    平均余命 
0歳  80.21歳  0歳  86.61歳 
5歳  75.45歳  5歳  81.84歳 
10歳  70.49歳  10歳  76.87歳 
15歳  65.52歳  15歳  71.89歳 
20歳  60.61歳  20歳  66.94歳 
25歳  55.77歳  25歳  62.01歳 
30歳  50.93歳  30歳  57.09歳 
35歳  46.09歳  35歳  52.19歳 
40歳  41.29歳  40歳  47.32歳 
45歳  36.55歳  45歳  42.49歳 
50歳  31.92歳  50歳  37.74歳 
55歳  27.44歳  55歳  33.07歳 
60歳  23.14歳  60歳  28.47歳 
65歳  19.08歳  65歳  23.97歳 
70歳  15.28歳  70歳  19.59歳
75歳  11.74歳  75歳  15.39歳
80歳  8.61歳  80歳  11.52歳
85歳  6.12歳  85歳  8.19歳
90歳  4.26歳  90歳  5.53歳
95歳  2.94歳  95歳  3.66歳
100歳  2.02歳  100歳  2.36歳

  

超高齢社会!平均寿命100歳の未来??

内閣府の高齢社会白書によると2060年には平均寿命が男性84.19歳、女性90.93歳になると記載してあります。2013年時点では、総人口1億2730万人に対し、65歳以上の人口は3190万人となり、総人口の25%が高齢者という状況です。

1950年時点では65歳以上の人は全体の5%にすぎなかったのに、50年で5倍の上昇とは驚きですね。今後、2060年には、現役世代1人に対して、1.3人のおじいちゃん、おばあちゃんがを支える時代になります。日本のほとんどが巣鴨みたいになるわけです。大丈夫かな~、日本・・・。
  

老後の30年を生き抜くために今できることは?

90歳まで生きることは今後普通になっていくので、60歳からの老後の30年をどうすれば生きていけるのか、本気で考える必要があります。60歳以降の平均的な支出は25万円ほどになりますので、単純に計算すると30年で9000万円必要になります。

一般的なサラリーマンの年金による収入を除いても、自分で3000万円ほどは準備しないといけません。将来を考えた時に、夫婦の共働きは必ず必要となりますが、現在、子供の出産を機に退職する女性は全体の60%にもなります。

「子供が小さいうちは子育てに専念して、大きくなったらパートでもしながら家計を助けよう」と考える奥さんは多いと思いますが、正社員を退職して、子供が大きくなってからパートを始めた女性と一時的に育休などで長期的な休暇をとって、その後復帰した女性の収入の差は約2億円にもなります。

パートで働く女性の年収を120万円と仮定した場合の結果なので、2億円の差が必ず発生するわけではありませんが、非正規雇用の年収は150万~200万円と低いため、1億円以上の差は発生するでしょう。

このことから言えるように、今後の老後の生活がどうなっていくかは、妻の働き方によって大きな差が生まれます。夫婦だけでは難しくても、親の世代と協力しながら夫婦共働きを継続していける環境作りをしていくことが、今後必須になることは間違いありません。

健康維持ってすごく大事!!

人生は何が起こるかわかりませんが、90歳前後まで生きることもこの先は普通になってくるかもしれません。60歳の定年を迎えてから30年も人生が残っていると考えればお金も重要ですが、何よりも必要なのでは健康ではないでしょうか。

健康でいられれば、収入は低くても、働くことで一定の収入を作ることも期待できます。長生きできても、病院のベッドの上では寂しいですよね。毎日健康で活動的でいられることが何よりも大事なので、今後は健康維持の努力も大事になります。

サプリメントの推定市場規模は1兆5000億ほどあり、現在も伸び続けています。利用者を見ると、男女ともに60歳以降が目立ちますが、今後は30代、40代も増えていくでしょう。

まとめ

長生きは嬉しいけど、どんな人生を長く生きるかが大切ですよね。しんどい人生が100年続いてもね・・・。平均寿命はあくまで平均なんで、自分がどうなるかなんてわからないけど、100歳という年齢は特に珍しくもない時代になっていきそうですね。

有意義な時間を過ごしてくためにも、健康とお金はぜひぜひ気を付けてマネージメントしていきたものです。ちなみに時間に関する余談ですが、あなたはテレビを1日で何時間見ますか?実は1日2時間の積み重ねが1年間で約1ヶ月の時間と同じになるんです。

1日は24時間なので、30日で合計720時間になります。では1日2時間が365日積み重なっていくと・・・なんと730時間になるんです。テレビの時間を少し削って健康に費やすだけで、自分の人生が少し変わるかもしれませんよ。

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北野圭

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